半導体材料の対韓輸出を規制
半導体材料の対韓輸出を規制
政府は韓国への輸出管理の運用を見直し、テレビ、スマホの有機ELディスプレイ部分に使われるフッ化ポリイミドや、半導体製造過程で不可欠なレジストとエッチングガス(高純度フッ化水素)の3品目の輸出規制を7月4日から強化。
徴用工問題に対する事実上の対抗措置。
フッ化ポリイミドとレジストは世界の全生産量の約9割、エッチングガスは約7割を日本が占め、世界の半導体企業は日本からの輸入が多く、急に代替先を確保するのは困難とされる。規制が厳しくなれば、半導体大手のサムスン電子や薄型で高精細なテレビで先行するLGエレクトロニクスなど韓国を代表する企業にも波及するとみられる。
(売られた銘柄)
フッ化ポリイミド関連 → ステラケミファ【4109】等
フォトレジスト関連 → JSR(4185)信越【4063】等